ベルーナグループでは、取引先様との取引にあたり、「取引先倫理基準」や「取引先選定基準」を定め、公正・公平な取引の徹底に努めています。同時に、商品・サービスの品質や供給力、財務状況などの健全性を評価し、取引先様の選定や取引継続の判断を行っています。取引先様との信頼関係と協力の下、お客様の生活と幸せの向上に貢献できる商品およびサービスの提供を目指します。
ベルーナグループでは、「下請代金支払遅延等防止法(以下、下請法)」に対応した運用を徹底しています。 新規取引開始時においては、取引内容を精査し支払条件の設定を適切に行うとともに、取引開始後も定期的に取引内容をチェックし、適法・適正な取引であるか確認しています。また、経理システムで支払手続きの遅れが生じないよう対策を講じています。さらに、下請法の定める4つの義務と11の禁止事項の順守に向け、 取引担当者を対象とした勉強会を定期的に開催し、法令の周知・徹底を図っています。
ベルーナグループでは取引先様との公正・公平な関係性の維持に努めています。この健全な取引を阻害する違法行為や不正行為の防止・早期発見のために、「内部通報制度」を導入しています。内部通報制度では、ベルーナグループの従業員のみならず、取引先様も通報(相談や連絡)ができるようにしています。また、本制度の利用を促進するために、商談席に案内カードを設置しているほか、通報者に関する情報や通報者の利益を守りながら問題解決に着手できるよう、職制上守秘義務を負っている顧問弁護士を通報窓口としています。さらに、通報された内容に応じて、コンプライアンス委員会への上申等を行い、公正・公平な取引を推進しています。
商談席に設置された案内カード
ベルーナグループでは、お客様に安心して商品をお求めいただくために、取引先様とともに品質の向上と安定供給を目指して様々な取り組みを行ってます。
お客様からのご指摘の事例や関連情報、品質管理部門の活動報告などを取引先様と情報共有し、事故防止に繋げる取り組みを行っています。社内事例の他にも、世の中で起きた商品不具合情報や検査基準、関連法規を共有することで、商品開発段階からの問題の排除や類似問題の再発防止、品質改善に努めています。
また、取引先様に対する勉強会の開催や品質基準書の作成・配布により商品安全への意識・知識を高める取り組みを推進しています。起きてしまった問題事象を即座に商品開発に携わる取引先と共有することで、再発防止策の共有を行い、取引先様と協働で商品安全を実現します。
取引先様との情報共有を目的とした メールマガジン
「一般財団法人ボーケン品質計価機構」協力による商品品目別勉強会の様子
ベルーナグループは、多くの商品やサービスをお客様に提供する企業として、商標権や著作権等の知的財産権の保護は非常に重要であると考えています。
第三者の知的財産権を侵害することのないよう、商品企画部門のスタッフに対し知的財産権に関する勉強会を開催し、権利侵害事例の共有や権利確認の徹底を教育し、日々の業務に繋げています。さらに、疑問に迅速に対応するため、社内に相談窓口を設け、従業員の理解を深めています。