対応方針
ベルーナグループは、廃棄物の削減や商品調達における環境配慮、CO2排出量の削減など、環境に配慮した事業活動を行います。
商品ロスの削減
ベルーナでは、余剰品の廃棄をしないことを基本方針とし、商品廃棄ゼロを目指しています(不良品は除く)。販売期間を経過した商品については、再販や転売することで、商品ロスを削減しています。
>適切な発注
余剰在庫を生まないためには、適切な数量の発注が大切です。ベルーナでは、過去の販売実績や売上予測をもとに綿密な仕入計画を立て、発注しています。特にカタログ通販においては、シーズン前に「テストカタログ」を発行し、受注予測の精度を高めています。また、商品によっては受注に応じて分散して納品することで過剰在庫を抑制しています。商品ベンダーとの協力により、余剰在庫を生まない仕組みを確立しています。
>商品再販売によるロス低減
予測の下振れにより余剰在庫が発生しそうな商品については、シーズン終盤から再販売を行ないます。ECサイト、パンフレット、チラシ等、当社の強みである多様な販売チャネルを活用して再販することで、過剰な在庫を残さないよう調整しています。
カタログ用紙等の紙資源量の削減
ベルーナでは、カタログ通販を通して、お客様の”買い物体験”を提供しています。一方で、CO2削減は社会が直面する重要課題の一つです。そこでベルーナグループでは、なるべく少ない紙で、最大の”買い物体験”を生み出すことを重要なテーマだと考えています。「売上に対する紙資源の使用の推移」を指標として、価値の最大化を図ってまいります。
物流センターでのCO2排出削減
CO2排出実態調査の後、物流センター等の大規模施設におけるエネルギー管理の強化を通じてCO2排出量を削減に取り組みます。
>太陽光システムの導入
ベルーナグループでは、地球環境保護活動の一環として、CO2を発生させないクリーンな発電設備である太陽光発電システムを一部の物流センターで導入しています。2013年に宇都宮流通システムセンターに発電出力1,500kWの太陽光発電システムを初めて導入し、2014年には吉見ロジスティクスセンターに発電出力1,500kWの太陽光発電システムを導入しました。上記2拠点の年間発電量は約317万kWh、CO2削減量は年間約996.7t-CO2を見込んでます。これは東京ドーム約60個分の森林が年間に吸収するCO2の量に相当します。2023年8月には、吉見ロジスティクスセンターの増築部分に更に出力電力 約3,000kWの太陽光発電システムを設置します。
>節電の取り組み
ベルーナグル―プの各事業所では、LED照明への切り替え、クールビズを推進し従業員の節電の意識を高めることで、電気使用量を削減しています。
サステナブル商品の開発・販売
ベルーナでは、サスティナブル商品のラインナップを拡充しています。
近年、サスティナブル(持続可能)な社会への貢献は、あらゆる企業活動の重要テーマとなっています。ファッションやアパレルの世界における意識の高まりは特に顕著で、ビジネスの各段階で環境負荷の軽減を意識した取組みが見られます。ベルーナでも、素材にこだわったサスティナブル商品のラインナップを拡充しています。
Organic Cotton オーガニックコットン
3年以上農薬や化学肥料を使用していない農場で生産し、科学薬品ではなく天然の染料で染め上げているオーガニックコットン。環境負荷を抑え、地球にはもちろん、着る人にも優しいのが魅力です。
Recover Blue リカバーブルー
リサイクルコットンとペットボトルから再生したリサイクルポリエステルの混紡素材。
素材そのものの色を活かしているため、環境汚染の原因になっているとされる染色の過程で発生する有害物質が含まれる排水が少ないのもポイントです。
Beautiful Cotton ビューティフルコットン
農薬や化学肥料を使わずに栽培された、地球環境に配慮したオーガニックコットン。
なめらかな着心地やほんのり艶感のある上品な仕上がりが特長です。
着る人にも環境にも心地の良いこだわりの素材です。