小売市場が一進一退を繰り返している中、通信販売市場は年々拡大傾向を続け、2020年度の通販の売上高は、前年比20.1%増の10兆6,300億円となり、金額ベースでは前年に比べ1兆7,800億円の増加となりました。通販市場の傾向として、モール系が堅調であること、商材では家電系や家具、食品系など、在宅時間を充実させる目的の商品が好調であることが挙げられます。
カタログ通販やテレビ通販は、ほぼ横ばいで推移していますが、ECの拡大が通販市場の成長をけん引しています。
商品カテゴリ別の伸び率で見ると、健康食品や生活雑貨が伸び悩む一方で、食品・生鮮品や家電製品・パソコンが成長しており、アパレル通販も堅調に拡大しています。
アパレル通販市場は、拡大傾向が続いています。